2013年09月13日
秋から育てるイチゴ
バラ科のイチゴは花も実も愛らしく、ガーデニングでも人気。
ピンクの花を咲かせるものなど、家庭で育てられる品種が増え、楽しみ方が広がっています。
基本的にはどの品種も丈夫なため、ここでご紹介する栽培方法を実践し、
春、おいしいイチゴをご家族皆さまで味わってください。
用意するもの
イチゴの苗、培養土、鉢底石、プランター、イチゴ専用肥料(緩行性肥料)、
ワラやウッドチップ、じょうろ、シャベルなど
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●土はハンギング用などの軽めの土でなく、一般培養土(少し重めの土)がベストです。
また、あらかじめ培養土に混ぜる肥料は、ゆっくりと効くイチゴ専用肥料を使用しましょう。
●夏にかけ、もとの苗からつるが伸びて子株が育ち、翌年の春に実をつけます。
子株を上手に育て続けると、ひとつの苗で何年もイチゴを楽しむことができます。
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育て方
①準備
プランターに鉢底石を敷き、培養土とイチゴ専用肥料を入れます。
苗を植え付けるための穴を掘ったら、じょうろで水をやり、土を湿らせておきます。
②植え付け
植え付け苗の根元の部分が埋まらないように植え付け、
やさしく土をかぶせます。
③管理 《秋~冬》
水やりのタイミングは、土が乾いてきてから。
冬場は生長が穏やかになるため、追肥はしなくてOKです。
また、葉が茶色っぽくなってきても、冬の間はそのままにして様子を見ましょう。
④収穫 《春》
あたたかくなってくると、ぐんと生長するようになります。
実が土について腐ってしまわないよう、花が咲く前にワラやウッドチップなどを敷きましょう。
1シーズンで何度も収穫を楽しむことができます。
監修
花と緑のスタイリスト 西本敬子さん
Flower Space K主宰。造園1級技能士、(社)日本フラワーデザイナー協会講師などの資格を持ち、グリーンフラワーコーディネーターとして愛知県を中心に活動。