トヨタホーム OWNER'S BOOK(安心・安全編)
46/70

ご入居の前に安全に家庭内暮らすために事故防止災害・天災・対策害虫などの巻末資料台風・大雨地震凍結・雪害雷・雹・竜巻火災害虫・獣害・鳥害チェックリストコンロやタバコの火の不始末など、住宅火災の多くは、家族の不注意が原因のひとつだといわれています。日頃から、火の取扱いや、防火設備には十分な注意が必要です。火災警報器煙検知器火災警報器は古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、年に1度は作動点検しましょう。OWNER'S BOOK50音順索引P59コンロ3,464件タバコ2,096件放火1,950件放火の疑い1,243件6.1%ストーブ1,002件4.9%総務省消防庁 『平成22年(1月~9月)における火災の概要』より0     5     10     15     20(%)安心POINT[ 火災警報器の点検 ]□ 詳しくはP47へ熱感知器□ 点検方法はP50へ[ 建物火災の主な原因 ]16.9%10.2%9.5%□ 詳しくはP21へ熱感知器、煙感知器、ガス漏れ警報器など、各種警報器の定期点検は忘れずに行いましょう。また、感知器の電池切れにも注意しましょう。そして、火災は初期消火が決め手。すぐ使える場所に消火器を備え、期限切れになっていないかときどき確認。正しい使い方も把握しておくことが大切です。2004年の消防法改正で、現在はすべての住宅に火災警報器の設置が義務づけられています。警報器には1台が感知すれば全ての警報器が連動して作動する連動型火災警報器や、単独タイプ等があります。また交換期限は機種により異なります。火災報知器本体に交換期限(設置後10年を超えない期間)が表示されるタイプや、機能の異常警報が出たときに本体ごと交換するタイプなど、各機種の説明書に従って交換してください。なお、消防署員や市の職員を偽って来訪するなど、悪質な訪問販売業者によるトラブルもありますので十分注意してください。住宅火災の原因は、火の不始末によるものが上位を占めています。料理中にコンロから離れるのは大変危険です。特に揚げ物などの油料理の際は注意しましょう。寝タバコは絶対に禁物。庭など屋外でタバコを吸う場合も、吸い殻入れを使ってきちんと火の始末を行いましょう。また、住宅火災の原因のひとつ、放火を防ぐために、家の周囲には可燃物を置かないようにしましょう。電気器具は正しく使用しないと発火の原因になります。コンセントは1か所あたり1500W以上の電気は使えず、1000Wを超える電気器具は専用回路につなぐ必要があります。タコ足配線も禁物です。さらにプラグとコンセントの間のホコリが発火原因になる場合もありますので、こまめなお掃除を心掛けましょう。またプラグはすき間のないようにきちんと差し込み、洗濯機、乾燥機などの家電製品にはアースをつけることもお忘れなく。火災の主な原因は、火の不始末電気器具は正しく使う警報器安全に暮らすために/火災に備える防火設備の設置・点検を忘れずに

元のページ  ../index.html#46

このブックを見る